市内４２０カ寺が所属する横浜市仏教会が、弁当を無料で配布する食事支援活動を行っている。３月19日までの月・水・金曜日に各寺院でそれぞれ３回弁当を配る。
同会では緊急事態宣言が再発出されて以降、支援活動の検討を開始。当初はコロナ禍で生活が困窮している家庭などに限定する予定だったが、「現状を鑑みると国民すべてが困窮者ではないか」と判断し、食事支援を求める全ての人を対象にした。配布する弁当は地域内の事業者から購入するという。
佐藤功岳会長は「仏教徒としての自覚と責任をどのように社会に伝えていくか考えた結果、このような取り組みになりました。困っている方は来場していただきたい」と話している。
３月の配布場所と日程は、▽香象院＝保土ケ谷区岩間町２の１５３＝／１日・３日・５日▽本覚寺＝神奈川区高島台１の２＝／８日・10日・12日▽専念寺＝鶴見区市場東中町３の18＝／15日・17日・19日。配布時間は各日午後３時から５時までで、50食程度を予定。
問い合わせは事務局【電話】０４５・２３１・７５９０。
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