国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開
重文指定後初、知事室など
4月26日
菅田の丘小学校として学校統合される菅田小学校と池上小学校の児童たちの登下校を、15年間欠かさず見守り続けてきたのが「西菅田団地自治会見守りパトロール隊」と「池上小学校子ども見守り隊」だ。
両団体が発足した2006年当時は、日光市で女子児童が連れ去られて亡くなるなど子どもの安全が脅かされる事件が多発し、全国的に自治会町内会による小学校の見守り活動が強化され始めた時期だった。菅田地区でも児童の安全を守ろうという機運が高まり、両校周辺の住民を中心に見守り隊を結成。パトロールやあいさつなどの声掛け運動に取り組んできた。
下校時間に見守り
菅田小の児童を見守る西菅田団地自治会見守りパトロール隊では、下校時間帯の通学路に襷と帽子姿の15人が立ち、1時間ほどパトロールを行っている。学校近隣にある西菅田団地の住民で構成され、天候に関わらず続ける見守り活動は約2200回に及ぶ。
隊長を務める竹山茂夫さんは「活動開始時に見守った子に赤ちゃんが生まれたり、卒業後もあいさつしてくれたりする」と地域とのつながりの輪を実感しているという。
5自治会で協力
池上小では池上小学校子ども見守り隊の約45人が、登校する児童の安全を毎朝見守る。パトロール中にはごみ拾いやあいさつを行い、集団登校する児童が下級生を思いやる気持ちを育めるよう間接的に指導する。
菅田東町自治会防犯部を中心に発足し、今では松葉台・菅田ハイツ・菅田住宅・菅田南町の5自治会が分担。事務局長の山本隆さんは「15年間無事故なのが何よりもうれしい」と語った。
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