フットサルリーグ1部(F1)を戦うYSCC横浜に、サッカー元日本代表の松井大輔選手と今年サッカーミャンマー代表に召集されたピエリアン・アウン選手が加入した。9月14日に横浜市内で会見を行い、両選手が意気込みを語った。
松井選手は昨年12月にJ1横浜FCからベトナム1部のサイゴンFCに移籍。新型コロナウイルス対策でロックダウン(都市封鎖)を実施するなどリーグ戦再開のめどが立たない中、YSCCからオファーが届いたことでフットサルへの転向を決断したという。フットサルリーグでサッカーW杯出場経験を持つ選手は初となる。
アウン選手はサッカーW杯の予選に臨むために来日し、5月の日本戦で国歌斉唱の際に軍の圧政に抗議の意思を示した。そのまま帰国すると拘束などの危険性があるとして日本に留まり、8月から練習に参加。難民認定を受けた初の選手としてフットサルに挑戦する。
二刀流の可能性も
会見で松井選手は「ベトナムでプロ生活を終えようか迷ったが、子どもに戻ったようなワクワク感や楽しさを表現できると思って転向を決めた。新しいことにチャレンジしているYSCCと同じ方へと向かい、フットサル界を盛り上げていけたら」と決意を新たにした。またYSCCはサッカーJ3にも所属しており、プレーの二刀流の可能性にも言及した。
アウン選手は「チームのみんなは、支えてくれる家族のような存在。これからプレーで頑張りたい」と話した。
YSCCは現在F1で12チーム中4位。10月8日には横浜武道館で湘南ベルマーレと対戦する。
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