世界ミトコンドリア病啓発週間に合わせ、9月24日から27日まで横浜市開港記念会館が緑色にライトアップされた。
ミトコンドリア病は、全身の細胞内にありエネルギーを産生するミトコンドリアの働きが低下することで、脳や心臓、筋肉などに病症が発生する指定難病。市内の患者数は50人程度といわれる。
国際的なミトコンドリア病患者会組織のIMPでは、9月19日から25日までを同病の啓発週間とし、最終日には世界各地でシンボルカラーである緑のライトアップを行っている。国内では、IMPの呼び掛けに応じて「ミトコンドリア病患者・家族の会」と「みどりの会」が共催して患者会をオンライン開催。両会のメンバーが中心となり、アジア圏初のライトアップを同会館で行った。
患者・家族の会世話人の山田源太郎さん(中区在住)は「一人でも多くの方に病気について知ってもらう機会になれば」と話した。
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