父親も自身と同じ県議会議員。「簡単な仕事でないと分かっていたからこそ、後継を頼まれたことは一度もなかった」という。しかし会社員を務めながら事務所の仕事を手伝っていた時、「不安を抱えて訪れた方が、父と話して最後には安心して帰っていく姿に、『人助け』という政治の本質を見た」と地方議員の世界を志した。
「防災警察常任委員会」では、政治の基本となる「安心・安全のまちづくり」を担う。「例えば、薄くなった横断歩道や道路標示の塗り替え等に取り組みます。誰もが安全に歩くことができ、安心して子どもが通学したり遊んだりできるまちを実現していきます」
人口減少が叫ばれる中、今後も人口増が続くと予測される神奈川区。「この状況に甘んじることなく、特に若い世代に『子育てをしたい、ずっと暮らしたい』と思ってもらえるように。そのために、やはり安全と安心は最重要。今だけでなく、未来の区民にも暮らしやすい地域を残すことが使命」
多忙な業務の中、事務所の運営など公私ともに支えとなっているのが妻の存在。「旅行も満足に行けないけれど、たまの休日の買い物は私が運転手役に。ただし買い物中も物価や人気の商品など、ついつい議員としての市場調査の目線に立ってしまうよ」と微笑む。
議員生活は節目の20年を過ぎ6期目が始まる。「長年に亘り県議会に私を送っていただいたことへの感謝を忘れずに。経験を生かして、地域の声を聴くだけでなくしっかりとカタチにしていく」と、責務を全うする。
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