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ひだまり六角橋 誰でも参加可、認知症カフェ 月1回、第2土曜日に

コミュニティ社会

公開:2024年1月1日

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ハンドベルを演奏する認知症カフェ参加者
ハンドベルを演奏する認知症カフェ参加者

 株式会社つながり(神馬幸子代表取締役)が運営する「スペースひだまり六角橋」では、毎月第2土曜日に「ひだまり★誰でも認知症カフェ」を開催している。「認知症」をキーワードに誰でも学び合い、出会えるカフェとして運営しており、4年前の創業時から続いている恒例行事だ。

 同カフェで特徴的なのは誰が認知症を患っているかアナウンスをしないこと。認知症当事者もそうでない参加者も同じように講話を聞いたり、参加者と意見交換や雑談をしながら、認知症について理解を深めている。神馬代表は「誰でも気軽に参加し、参加者が同じ体験や感動を共有できるカフェにしたいと運営しています」と話し「カフェに参加している人のなかには、実は認知症に対して悩みを持っている方が参加しており、相談につながることも多い」と説明する。

プラットフォームを

 同社は六角橋と片倉で認知症対応型のデイサービスを運営している。2025年には、65歳以上の高齢者5人に1人が認知症になると言われており、認知症高齢者を地域で見守っていく仕組み作りが各地で行われている。神馬代表は「一人一人が認知症を自分事と考えながら、どうしたら暮らしやすいか、いろんな人を招いてヒントを共有しながら安心して話せる場所が必要だと思い、認知症カフェのようなプラットフォームづくりに取り組んでいます」と同カフェへの思いを語る。

 同カフェは、12月16日にも開催され、地域住民や介護事業者など子どもから高齢者まで15人が参加した。通常時は認知症に関する講話などが実施されるが、クリスマスが近いこともあり、即興でハンドベルの演奏会をすることに。

 一人一人ニックネームで自己紹介を行った後、「ドレミファソラシド」の音階に合わせて、ハンドベルを手に並び、音大卒業生の指揮者のもと、曲に合わせてクリスマスソングなどの演奏を行った。最後まで曲を演奏し終わると、会場は拍手と笑顔で包まれた。

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