神奈川トヨタ自動車(株)(本社/神奈川区栄町)は9月7日、障害者雇用優良事業所として厚生労働大臣表彰を受賞した。
同表彰は、厚労省が障害者の雇用拡大を進めようと、毎年全国の事業所を対象に選定されるもので、神奈川トヨタの表彰は、県内からは9年ぶり、自動車販売事業者としては県内初の受賞となった。
会場となった新宿NSビル30階スカイカンファレンスには、全国から32社の代表が集まった。小宮山洋子厚労大臣のあいさつ後、受賞企業を代表して神奈川トヨタの大塚輝一社長が「企業の社会的責任の観点から、知的障害者の雇用を積極的に進めてきた。今回の受賞を機に、障害者雇用についての一層の推進を図るとともに、障害者が働きやすい職場環境の充実に努力していく」と謝辞を述べた。
神奈川トヨタでは、1994年に洗車業務を担当するスタッフとして知的障害者の採用を行って以来、知的障害者の雇用を増やし続けている。現在では、障害者雇用33名のうち知的障害者が23人。障害者雇用率は2%で、01年度には県知事表彰、07年度には高齢・障害者雇用支援機構から表彰を受けている。
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