神奈川大学中山キャンパス(緑区台村町)内に陸上競技部などが使用するクロスカントリーコースが完成し、3月8日、披露式典が行われた。
式典には、中島三千男神奈川大学学長、関東学生陸上競技連盟関係者などが出席。中島学長は「97、98年には箱根を連覇した時代もあった。学生にはこのコースで力をつけ、箱根での上位進出、世界を目指す選手になって欲しい」とあいさつした。
その後、陸上競技部駅伝ブロックの大後栄治監督がコースを説明。選手によるデモンストレーション走行も行われた。
今回新設されたコースは、全長1100m、トラック部分を加えると1500mで、高低差は6階建てマンション相当となる20m。選手への負担を軽減させるために、全面にウッドチップが敷かれている。大学キャンパス内に設置されたコースとしては全国でもトップクラスの規模という。
これまで、同駅伝ブロックは早朝、市内の公園などで練習を行っていたというが、これからは、中山キャンパスを練習の中心としていく。大後監督は「新しいコースができて、選手が一番喜んでいます。練習に集中できる環境で、箱根で再び頂点を目指したい。また、卒業後は、マラソンで世界と勝負できるような選手になるための基礎をこのコースで作って欲しい」と選手に期待をかけていた。
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