ニッパツ三ツ沢球技場＝神奈川区＝をホームに活動するサッカーチーム「横浜ＦＣ」が、11月11日の最終節でＦＣ岐阜に３対２で勝利しリーグ戦４位を確定させた。この結果、Ｊ１昇格を争うプレーオフ準決勝で、ジェフユナイテッド千葉（同５位）とホームで対戦することが決定した。
リーグ戦５位で迎えた最終節。すでにプレーオフ進出を決めていた横浜ＦＣは、４位以上で確定するプレーオフ初戦のホーム開催を目指して試合に臨んだ。８千人の観客の前で、ＦＷカイオらが得点し接戦を制した。試合後、山口素弘監督は「２連勝すればＪ１に昇格できる。自分たちの力で道を切り開いていきたい」と、プレーオフへの抱負を語った。
開幕７試合勝ち星なしなど、シーズン開始当初は下位に低迷していた同チーム。３月に山口監督が就任したことで流れを変え、怒涛の巻き返しをはかってきた。この勢いで２００７年以来のＪ１復帰を決められるか、最後の正念場を迎えることになる。
準決勝に進出するのは、京都サンガＦ・Ｃ・（同３位）、横浜、千葉、大分トリニータ（同６位）。今シーズンから新設された「昇格プレーオフ」は、Ｊ２リーグ戦の年間順位３〜６位のチームでトーナメント戦を行い、優勝したクラブがＪ１に昇格できるもので、決勝は11月23日に開催される。
最終節の勝利を喜ぶ選手
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