五色の「札」で熱戦 小中生が百人一首大会
県内の小中学生が参加する「五色百人一首神奈川県大会横浜大会」が12月15日、大本山總持寺=鶴見区=で開かれた。
五色百人一首は、日本の伝統文化を子どもたちに広めようと考案されたもの。小倉百人一首を20枚ずつの五色にわけることで手軽にできるようにした。
主催するのは、全国の小学校教員有志で構成されるTOSS五色百人一首協会神奈川県支部。毎年この時期に行われており、今回で11回目となる。鶴見区内の豊岡商店街や鶴見銀座商店街などの店舗が協賛し、運営されている。
神奈川区内の幸ヶ谷小・青木小・菅田小・南神大寺小・西寺尾第二小・斎藤分小・二谷小・栗田谷中など市内外から計86校317人が参加。大会は低学年と高学年の部にわかれ、6試合の予選を実施。成績上位者のうち低学年16人と高学年32人が決勝トーナメントを争った。
参加した子どもたちは、日ごろ学校などで練習している成果を発揮し、読み札の出だしだけで札に飛びつくなど、熱い試合を展開。みな真剣なまなざしで取り組んでいた。
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