野菜のプロが先生に 神奈川小で食育授業
横浜市場活性化協議会・横浜中央卸売市場本場主催の「いちば食育授業」が14日、神奈川小学校(宮田肇子校長)で行われた。
小学生の食への興味・理解を育むことを目的に行われている同事業。同市場から川邊博さん(金港青果)と清水厚雄さん(横浜丸中青果)が同校へ出向き、3年生から6年生まで約270人に出前授業を行った。
2人は実際に市場に届いている野菜を前に、野菜の種類や歴史、栄養などを説明。花の写真から野菜を当てるクイズで見事に当てていく児童たちから「野菜は主にどこから伝来してきたの」「なぜ玉ねぎを切ると涙が出るの」といった質問が飛び交い、教職員たちも感心していた。また、横浜ガストロノミ協議会のメンバーによる料理教室も行われ、児童らは地元野菜で作ったスープに舌鼓を打った。「みんな熱心に聞いてくれた。好きな野菜を増やしてほしい」と川邊さんと清水さん。同事業は来年度も引き続き実施する予定だ。
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