松見救助隊 引揚訓練を披露 市の競技会出場へ
神奈川消防署松見消防出張所(金井基明所長)の特別救助隊2係は13日、「引揚訓練」を市民防災センター=沢渡=で行い、松原正之署長や川名薫区長に日々の訓練の成果を披露した。
同救助隊1係・2係の計10人は、6月5日から7日まで戸塚区の消防訓練センターで行われる「平成25年度横浜市消防救助技術訓練会」に、団体種目「引揚救助」で出場する。
引揚救助は地下やマンホール等での災害を想定して、要救助者を含む5人1組で行う訓練。約8kgの空気呼吸器を着装した2人が、塔上(地上)の2人のサポートで塔下(地下)へ降りたあと、障害物を避けながら要救助者を塔上へ搬送し、ロープを使って脱出する。大会での基準タイムは2分30秒。この日2係は1分20秒ほどで訓練を終えたが、スピードとともに動きの正確さも求められるため、いかに正確にかつ素早く救出できるかが高得点のカギとなっている。
松原署長は「ケガなく練習に励み、大会で意地を見せてほしい」と激励し、川名区長も「大いに期待しています」と声をかけた。1係・2係ともに全国大会出場を目指す。
6月の本番には市内18署36チームが出場。うち14チームが引揚救助種目に挑戦する。そのほか神奈川区は神奈川消防署、同浦島消防出張所、同片倉消防出張所から8人が個人種目に出場予定。全種目3位までが県大会への出場権を獲得できる。
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