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「睡眠時無呼吸症候群」の危険性 交通事故や病気招くことも
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」――。3月に北陸道で起きた夜行バスの衝突事故で、死亡した運転手が簡易検査で要経過観察と診断されていたことでも記憶に新しい。子安通にある古川病院の古川健太郎院長は「日本では、SASを有する人の数が人口の約3%(400万人)に上ると推定されながら、実際に治療を受けている数は少なく、世界的にもかなり遅れています」と話す。
自覚症状なく命の危険も
SASは、睡眠時に空気の通り道である上気道が虚脱・閉塞する病気。初期症状には大きないびき、進行するといびきが突然止まったり無呼吸が起こるが、眠っているため自覚症状がない。「無呼吸により睡眠の質が悪化し、昼間は眠くて仕事に集中できないほか、交通事故との関連も報告されています」
さらに、心臓疾患や脳梗塞などの危険因子となるほか、高血圧・糖尿病・高脂血症・認知症など多くの疾患とも関連し、生活の質の低下を招くという。古川院長は「SASを治療しないで放置すると、確実に生命を危険に晒すことになります」と警鐘を鳴らす。
検査設備が充実
古川病院では、自宅でできるSASの簡易型検査や入院での精密検査(PSG)も可能で、治療までと一貫した医療を提供。糖尿病など生活習慣病を合併している例も多いため、「左上のチェックリストで疑わしい症状があれば、受診をおすすめします」とのこと。
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