未使用の使い捨てカイロを集め、被災地に送る「カイロ支援」。六角橋中学校(阿部康一校長)で2月27日、同校が支援を続ける宮城県石巻市と女川町の仮設住宅から手紙や写真などが届き、福祉委員会のメンバーに披露された。
この取り組みは約3年前に、他校の活動を参考にして取り入れたもの。福祉委員会に所属する44人がリーダー役となり、通年でカイロの募集に努めている。1月末には785個のカイロが、断熱対策の整っていないプレハブ住宅に住む高齢者らに届けられた。「がんばってください」といったメッセージが添えられたものもあったという。
被災地から送られてきた手紙には「今年も温かな心と温かなカイロをありがとうございます」と、感謝の言葉が書かれていた。森叶向委員長(2年)は、「これまで学校内だけだった活動の輪を、今後は地域にまで広げていきたい」と抱負を語っていた。
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