消防局 高性能ヘリに更新 救助能力12倍に
横浜市消防局は2機ある消防ヘリコプターのうち1機を活動能力の高い機種に更新し、6月4日から運用を開始した。
東日本大震災を機に市では飛行時間や航行距離が長く、一度に多くの人や物資を輸送できる高性能ヘリコプター1台を2013年に採用し「1号機」として運用している。今回は98年から使われてきた「2号機」が更新時期を迎えたため、1号機と同型の高性能機種を導入した。
新機体はエンジン出力・性能など中型クラスでは最大級で、2基あるエンジンの1つが停止した場合でも飛行を継続することができる。旧型機に比べ2倍以上のエンジン出力があり、航行距離が延びたため、消火活動や救助活動時に広範囲にわたる情報収集や捜索活動が可能になる。
また旧機体では1人だった人命救助能力は飛躍的に延び、1度に12人を救助することができるという。
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