握手を交わす種子野さん（右）と小川会長（左）
上三枚町自治会（小川裕司会長）は７月８日、「グループホーム たのしい家」（（株）ケア21）と災害発生時の「消防応援協力に関する覚書」を締結した。
覚書には、同施設や周辺地域で災害が発生した場合に、相互に協力して初期消火や避難誘導などを行い、被害軽減を図ることが盛り込まれた。また、大規模地震発生時には同施設が地域の要援護者の避難場所として利用されることになった。
小川会長は「協力体制については、定例会や回覧板で全ての住人に周知したい。災害対策を強化するための第一歩となった」と話し、同施設の種子野（たねの）悌治さんは「以前から地域とつながる方法を模索していた。当施設が開催しているイベントを通じて、日頃からの交流を深めていきたい」と意欲をみせる。
区内で交わされた同様の覚書締結は、今回で34件目となった。
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