床暖房が完備された室内
山内町にある横浜市中央卸売市場に９月１日、卸売市場で全国初の保育園「こまつな保育園」が開園した。
「市場で働く女性従業員を子育ての面からサポートしたい」と、同市場の事業者らが運営会社を設立、整備した同園。全国40都市66カ所の中央卸売市場内での事業所内保育事業としては、初めての取り組みだ。
８月27日には内覧会とレセプションが行われ、柏崎誠副市長など関係者１００人以上が駆けつけた。室内は床暖房完備、母乳で育てたい母親のために専用冷凍庫も設置された。３００平方メートルある体育館の一部には遊具も用意されている。また、給食には市場に届いた新鮮な魚が使われる。同園を運営する横浜中央市場保育園（株）の小山正武代表は「子ども時代から魚に親しんでもらいたい」と話している。
定員は０歳から２歳までの９人。現在３人が通っている。10月の利用申請は、区役所で９月10日まで受け付けている。
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