神奈川区内で発生する振り込め詐欺被害に歯止めをかけようと、神奈川警察署(横田善信署長)と区防犯協会(関口力会長)が8月31日、「かもめタウンメール大作戦」を行った。
この作戦は、3月に開局した神奈川郵便局の協力を得て行われた区内で初めての試み。郵便物を町丁目単位で配達するサービス「かもめタウンメール」を活用し、振り込め詐欺の注意喚起はがき1000枚を作成=写真。特に前兆電話が多い神大寺1丁目〜3丁目地区の世帯に対して注意を呼びかけた。
「息子」に注意
区内の振り込め詐欺発生件数は、8月31日現在で7件(被害総額約1718万円)、前年に比べマイナス15件(同5469万円)と減少傾向にある。しかし、息子を語った前兆電話は後を絶たない。特に神大寺地区では今年度23件が報告されており、還付金詐欺の手口も増えているという。
神奈川警察署生活安全課では「今回の作戦は、振り込め詐欺の発生件数をゼロにするために行った。電話でお金を要求する話が出たら警察に連絡してください」と呼びかけていた。
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