師匠と一緒に踊る児童たち
ミュージカル落語家として活躍する三遊亭究斗師匠が12月22日、子安小学校（宮生和郎校長）で「いじめ撲滅講演会」を行った。
これは、神奈川区内を拠点に奉仕活動に取り組んでいる、神奈川東ロータリークラブ（江森国一会長）の創立40周年記念事業の一環。今年度のテーマを「地域の子供達に夢を」に掲げる同ＲＣが、元劇団四季の俳優でいじめ撲滅落語が人気となっている究斗師匠に依頼したものだ。
同小学校は12月を「人権月間」と定め、毎年集会で人権や道徳、いじめなどについて話し合う場を設けている。今年は打診を受け講演会を実施。低学年が『背中に輝く大きな星』、高学年が『一口弁当』の演目で、いじめ問題について学んだ。宮生校長は「講演会を通じて、いじめを考えるきっかけにしてほしい」と話していた。
江森会長は「深刻ないじめが少しでも減ることの一助になれば」と期待を込めて語り、「クラブの継続事業にする方針」としている。
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