横浜駅における暴力行為や痴漢の防止を啓発しようと、神奈川県警察をはじめ同駅に乗り入れる各鉄道事業者らが連携した初のキャンペーンが2月2日、JR横浜駅の中央改札口前で行われた。当日は、JR東日本・横浜市交通局・京浜急行・東京急行・相模鉄道・県警察のキャラクターが一堂に会し、各鉄道事業者の横浜駅駅長がずらりと並んだ。また神奈川県出身のタレント藤巻碧さんが一日鉄道警察隊長を務めキャンペーンに花を添えていた。
式典で鉄道警察の春田政之隊長は「駅構内の痴漢や盗撮など、しっかりと取り締まっている。またテロの予防警戒にも力を入れている」と話した。
制服を身に着けた一日隊長の藤巻さんは「女性の方は自身の安全を、また男性も暴力行為などに気を付けてほしい。このキャンペーンが皆さんにとって考えるきっかけになれば」とあいさつしていた。
式典に参列した国土交通省関東運輸局の鉄道部長、越智政広さんによると、神奈川県は東京都に次ぎ構内暴力行為発生件数が多く、その6割が飲酒によるものだという。
藤巻さんをはじめ各駅長は駅構内をパトロール。また県シール印刷協同組合が作成した特殊な使い切り「チカン抑止シール」なども配布され、痴漢行為や暴力防止を訴えた。
会場はJRの中央改札口前ということもあり、6体のキャラクターが集合したことで、女性や子どもたちが一緒に記念撮影する姿が多数みられた。
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