浄土宗三宝寺=台町=で4月23日、幕末から明治初期にかけて同寺の住職だった大熊弁玉を語るシンポジウムがあった=写真。「ゆらむろ忌」と言われる弁玉の命日を前に企画されたこのイベントに、市内外から120人が集まった。
弁玉は在世中から歌人として有名で、激しく変わる世の中の動きや世相、文明開化の事物などを庶民の視点で詠い続けた。この日は、法要に続き、研究者らによる作品紹介を通じて、弁玉の人物像に迫った。
樋口芳宏住職は「弁玉をしのぶ良い機会になった。できれば継続していきたい」と話していた。
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