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神奈川区版 公開:2016年6月9日 エリアトップへ

連携プレーで利用客救う 「ライザップ」に感謝状

社会

公開:2016年6月9日

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感謝状を受け取った(左から)安彦さん、佐藤さん、岩崎さん
感謝状を受け取った(左から)安彦さん、佐藤さん、岩崎さん

 神奈川消防署(森田清署長)は5月31日、トレーニング中に意識不明となった利用客の命を救ったとして、ダイエットジム「ライザップ」横浜西口店の佐藤啓介さん、安彦圭介さん、岩崎恭史郎さんに感謝状を贈った。

 同店はマンツーマンで指導するパーソナルトレーニングジム。5月4日午前11時頃、50代の女性利用客が佐藤さん付き添いのもと通常どおりのメニューとして、おもりを持って10回のスクワットを2セット行ったのち椅子に腰かけた。すると「めまいがする」と言って意識を失ったという。「すぐにスタッフに119番通報するよう伝えた。脈、呼吸ともになかった」と佐藤さん。安彦さんとともに、岩崎さんの指揮でAEDによる電気ショックと心臓マッサージを繰り返し、到着した救急隊に引き渡した。女性は既に社会復帰しており、安彦さんは「元気な姿が見られて本当に良かった」と、安どの表情を浮かべた。

救命講習励む

 同店では救命講習を毎月行っているが、岩崎さんは「毎週でも実施したいくらい」とその重要性に触れる。今後は、疾患のある高齢者などに向けたメディカルトレーナーによる健康維持のプログラムも導入する予定で、「これまでも注意を払ってきたが、さらに意識していきたい」と話している。

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