横浜市立子安小学校(宮生和郎校長)の3年生178人が9月6日から16日までの5日間、「お店屋さん体験」を大口通商店街周辺17店舗で行った。
この体験学習は、教科の枠組みを越えたキャリア教育の一環として20年以上前から続いている。児童たちは鮮魚店や洋品店などで開店準備を手伝ったあと、訪れた買い物客におすすめ商品を紹介したり、会計も実践。「みんな笑顔で帰ってくれたことがうれしかった」「商品を袋に入れるのが難しかった。今度は自分たちがお店にお返しする番だと思った」と、物を売る仕事への関心を深めていた。
「まち」への愛着も
地域の商店が自分たちの生活を支えていることを実感し、集客の工夫や仕事の特色などを理解することがこの体験学習のねらい。宮生校長は「お店の人の話やお客さんの人のことをよく見ていたようで、想像以上に学びを深めていた」と振り返り、「何より子どもたちがまちを好きになり、まちとのつながりが強くなる大切な機会」と話していた。
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