授業を行う清水さん
菅田小学校（橋爪義明校長）で11月６日、横浜市中央卸売市場で働く野菜ソムリエ上級プロの清水厚雄さんが３年生を対象に出前授業を行った。横浜市場活性化協議会の主催。
同市場では、児童に食への興味関心を持ってもらおうと、卸売業者や仲卸業者など市場で働くプロが市内の小学校へ赴き、出前授業を行っている。今回の授業は清水さんが担当し、市場から持参してきた14種類の野菜を並べて実施した。
授業では、花の写真に該当する野菜を見つけ出すクイズを行い、手を挙げた児童らが該当する野菜とその野菜の食べ方を発表した。ある児童は、ネギの花を正解し「味噌汁に入れて食べる」など紹介した。サトイモやニンジンなどの普段見る機会が少ない花が紹介されると、「へえー」と児童らは驚いていた。
トマトの目利きの仕方なども実際に手に取り感触を確かめながら学んだ。授業の最後には、熊本県八代産のトマトの苗が贈呈された。
参加した児童は「いろんな野菜のことがわかった。苦手な野菜もあるけど、食べてみたいと思った」と感想を話した。
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