神奈川区役所(高田靖区長)は5月17日、令和元年度の区運営方針を発表した。
基本目標は「笑顔でつながる『神奈川区』〜地域の皆様とともに、安心で温かい元気なまちづくりを進めます〜」。目標に向けて【1】「安全・安心なまちづくり」【2】「誰もがいきいきと暮らし続けられるまちづくり」【3】「魅力にあふれ愛着がもてるまちづくり」【4】「地域の力やつながりをはぐくむまちづくり」―の4施策に取り組む。目標達成に向けた組織運営として「共感と信頼の区役所」を掲げ、「おもてなしの区民サービス」「チーム神奈川の推進」「現場主義の実践」に取り組むとした。
ハザードマップ作成
特に力を入れるのが「安全・安心なまちづくり」の施策だ。防災・減災を自らのことと捉え、行動に移せるよう、自助・共助の取組を推進し、女性の視点から新たな課題に対応するとしている。
具体的には「防災情報ファイル・ハザードマップ」を作成する。台風が本格化する9月までに各戸へ配布する予定。高田区長は「区民意識調査の結果を見ても、災害に対する意識は高いが行動に至っていない」と現状を分析し、ファイル化などして捨てられない工夫をするという。
さらに、警察や地域と連携して、振り込め詐欺被害防止にも取り組む。自動通話録音装置の貸し出し(100台)に乗り出す準備を進めている。
区運営方針は、区役所ホームページから閲覧可能となっている。
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