神奈川区地域安全のつどいが10月11日、神奈川公会堂で開催された。防犯活動などに携わる地域住人ら約400人が集まり、地域安全に対する決意を新たにした。
これは安全・安心まちづくり旬間(10月11日から20日)にちなみ実施されたもので、神奈川区防犯協会(岡田孝会長)と神奈川区安全・安心まちづくり推進協議会(同)、神奈川警察署(日下部裕也署長)が主催した。
振り込め詐欺防げ
開催に先立ち、岡田会長は「犯罪のないまちが区民の願いだ。警察や行政との架け橋として努力していきたい」とあいさつ。日下部署長は、犯罪認知件数はピークだった2002年時(4800件)の5分の1に減少している一方で、「振り込め詐欺」などの特殊詐欺被害が後を絶たない現状を報告した。
区内は今年に入って被害総額約2億円(県内ワースト)となっており、増加傾向にある「キャッシュカードを預かる」主旨の電話に注意を呼び掛けた。
防犯功労者に感謝状
会場では、全国防犯協会連合会の防犯功労者(栄誉銅章)に選ばれた三澤榮一郎さんが表彰されたのをはじめ、区内で防犯活動に尽力した3団体・4個人に感謝状が贈られた。
その後、神奈川区女性防犯隊の藤本正子会長が「みんなでつくろう安心の街神奈川区」の実現に向けて決意表明を行ったほか、神奈川総合高校吹奏楽部のコンサートや漫才師「世界事情」さんも会場を盛り上げた。
防犯功労者は以下の通り。(順不同・敬称略)
▽栗田谷北自治会、東急片倉町内会、松葉台自治会、川島繁一(白幡)、三部良彦(幸ケ谷)、戸村英昭(神大寺)、佐藤久弥子(羽沢)
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