東日本大震災から9年を迎えた3月11日、WEショップかながわ六角橋店と大口店で募金活動が実施された。
「3・11を忘れない」をコンセプトに、震災の翌年から行われている。3月1日から11日まで各店舗に設置した募金箱の寄付金と、11日の衣服・雑貨の売り上げが被災地支援にあてられる。今回は2店舗で計6万6799円が集まった。
寄付金は、NPO法人いわき放射能市民測定室「たらちね」に寄付され、同施設が行う甲状腺検診や放射能測定、被災地の子ども保養プロジェクト事業などに活用される予定だ。WE21ジャパンかながわの執行節子代表は「コロナウイルスの影響もあり例年より来店される方は少なかったが、ご協力いただけたことに感謝。今後も記憶を風化させないよう、地道に取り組みたい」と話した。
スタッフら被災地を訪問
たらちねは、福島第一原子力発電所事故の年の2011年11月に、地域住民を被爆被害から守るために開所した。WEショップかながわのスタッフたちは支援を行う被災地の現状を知ろうと、昨年10月にたらちねなどを訪問。持参した放射能測定器の警報音は鳴り続け、立ち入り禁止区域では建物が崩れ落ちたままの場所も見られたという。
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