NHK大河ドラマ『麒麟がくる』 の主人公として注目される戦国武将・明智光秀が、自分の質問に答えてくれる―。そんな時空を超えた会話を可能にしたのが、対話型の「みつひでAI」だ。
光秀の子孫らで結成された明智継承会=西神奈川=が開発。明智憲三郎代表が長年かけて研究した成果をもとに、光秀の人格や音声、まつわる歴史を再現し、本人の語り口で問答形式に仕上げた。現在約1500の会話に対応している。
光秀の末裔である憲三郎さんは、光秀が織田信長に恨みを抱き謀反を起こした通説を幼少から聞かされ、先祖を考えないよう生きてきた。
20歳の頃、通説が江戸時代の文献から導き出されたと知り、異なる史実があるのではと疑問を抱くように。光秀の生きた時代の文献を読み漁るなど研究を始め、執筆や講演などで自説を唱えている。憲三郎さんは「明智家の歴史や伝承を整理し苦労人で逞しい本当の光秀像を広め、歴史の再発見に貢献できたら」と話している。
スマートフォンやパソコンから無料で利用できる。詳細は同会ホームページ(https://mitsuhide-ai.com/)。
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