横浜F・マリノスは8日のJ1リーグ第3節で湘南ベルマーレと対戦し、3対2で今季初勝利を飾った。新型コロナウイルスによるリーグ戦中断以降初のホームゲームは無観客でのリモートマッチとなり、ファンがオンライン上で声援を送った。
新加入選手が躍動
本拠地ニッパツ三ツ沢球技場に神奈川勢の湘南を迎えた136日ぶりのホームゲームでは、途中出場の新加入選手たちが躍動した。
先制を許しながらも、4月に海外への期限付き移籍から復帰したMF天野純が得意の左足で2得点を挙げ逆転。直後に同点を許すと、10年ぶりにチームに帰還した青葉区出身のMF水沼宏太のクロスに、FWオナイウ阿道が移籍後初となるリーグ戦でのゴールを叩き込んで勝ち越した。
天野は「サブの自分たちが流れを変えるという意識を持っていた。良い準備が結果に繋がった」と接戦を振り返った。
初のリモートマッチ
無観客でのリモートマッチとなった試合に合わせ、クラブは「F・マリノス デュアルスタジアム」と銘打ったファン参加型のオンラインイベントを開催。ライブ配信ではクラブOBの波戸康広さんと栗原勇蔵さんがMCを務め、ファンは試合中にコメントを書き込むなどして新たな観戦スタイルを楽しんだ。
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