神奈川大学では、研究成果に至るストーリーや大学職員の日々の仕事など、これまで発信してこなかった「大学内の知られざる情報」や「裏方の姿」をアピールするため、今年度からWEBメディアプラットフォーム・noteを活用した取り組みを始めた。
これまでにも同大学では、若者や国内外へのPR方法としてホームページやSNSなどを使ってWEB上での情報発信を行ってきたが、大会や研究の結果記事をメインに掲載していたという。
noteは読み物としての要素が強く、映像や写真など様々なコンテンツを投稿できるため、この利点を生かし、結果に至るまでの過程や苦労話などに焦点をあて、大学をより身近に感じる記事を配信していく方針だ。同大学は全国の大学に先駆け、このメディアを取り入れた。
「神奈川大学ノート」と記されたページには、24記事を掲載(7月20日時点)。各分野の教授が執筆する「学問への誘い」や試行錯誤のオンライン授業秘話、学内閉鎖中に実施されている大学図書館の無料郵送手配の舞台裏、部活や大学祭などで活躍する学生の思いといった文章が並ぶ。
広報部の千葉陽史部長は「今ある中から日の目を見られるものを増やしたい。記事を深く読んで、大学の実際を知ってほしい」と話している。
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