神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2020年8月20日 エリアトップへ

なごみ庵 7月豪雨災害に義援金 寺の福祉活動団体通じ

社会

公開:2020年8月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
子どもたちへの「おすそわけ」の菓子を持つ浦上住職
子どもたちへの「おすそわけ」の菓子を持つ浦上住職

 平川町の寺院「なごみ庵」の浦上哲也住職が、九州や中部地方に甚大な被害をもたらした「7月豪雨災害」を支援しようと、全国有志の寺が集う社会福祉活動団体「特定NPO法人おてらおやつクラブ」を通じて義援金を送った。

 同NPOは、経済的に困窮する家庭の子どもたちに寺の供え物を「お下がり」として提供している。2013年に大阪で起きた母子餓死事件の際、「最後におなかいっぱい食べさせられなくてごめんね」というメモが残されていたことを知った安養寺(奈良)の松島靖朗住職が翌年から始めた。現在は全国の1476寺院・471団体が賛同し、区内のなごみ庵と光明寺ほか県内5カ寺が登録している。

 浦上住職は16年から活動に協力しており、区社会福祉協議会を通じて区内の無料学習支援教室や外国にルーツを持つ子どもたちの居場所で供え物の菓子などを月1回配布している。

 今回の義援金には、寺に設置した募金箱に集まった寄付金やお盆のお布施を活用したという。浦上住職は「日本の子どもの7人に1人が貧困状態にあるといわれます。最近の貧しさは身なりでは判断ができない。こうした境遇にある家庭が孤立しないよう、お寺が地域の支援拠点となり、いざという時に頼ってもらえる存在になれたら」と話している。
 

神奈川区版のローカルニュース最新6

「横浜マラソン」応援ゲストに谷原章介さん、ラミレス元監督、三津家貴也さん

カーリング日本選手権 2025年2月に横浜BUNTAIで

カーリング日本選手権 2025年2月に横浜BUNTAIで

氷上の熱戦、初の首都圏開催

4月29日

神奈川県が成長促進拠点「SHINみなとみらい」を活用するベンチャー募集中

横浜市内事業所 男性の育児休業取得率 前回から大幅増の40・6%に

国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開

非常用トイレ備えて安心

自宅便座に簡単設置

非常用トイレ備えて安心

マンションで逆流トラブル

4月25日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook