防護服作りに取り組む局員ら
新型コロナウイルス治療の最前線で働く医療従事者などへ手作りの簡易防護服を届ける「防護服支援プロジェクト」に、市内の郵便局員有志が取り組んだ。
神奈川区と西区を中心とした郵便局の局長や局員らが参加し、７月29日・30日の２日間にわたり横浜駅東口の横浜中央郵便局で防護服作りに挑戦。ポリ袋やテープを使い、関係者のレクチャーを受けながら65着を完成させた。製作した防護服は、医療や介護現場など防護服を必要としている施設に送られるという。
局員有志による取り組みは、横浜入江郵便局＝入江＝の加藤美幸局長の呼び掛けで始まった。加藤局長はＳＮＳ上でプロジェクトの存在を知り、６月下旬から仕事の合間を縫って個人的に参加してきたという。より多くの人に活動を広めようと、自身が所属する横浜東部地区の局員によるボランティア活動として発案。各日30人ほどがプロジェクトに協力した。
加藤局長は「今春に採用された職員は、コロナの影響もあり職員同士のつながりを作りにくい状況にある。（大勢で取り組むことで）横のつながりが生まれるきっかけになれば」と活動を振り返った。
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