夏の夜空を彩る打ち上げ花火が8月15日、西寺尾にある錦台中学校から約5分間にわたってあがった。
主催したのは、神之木西寺尾連合自治会(佐藤潮会長)。新型コロナウイルスの流行で、地域の夏祭りや体育祭などの学校行事が中止に追い込まれる中、「コロナ禍であっても夏休み期間中の地域の子どもたちに楽しい思い出を作ってもらいたい」と企画された。発案したのは同校PTA会長で、自治会と中学校が賛同し実現した。
同自治会では、密を避けるため自宅で観覧するよう呼び掛け、花火があがる前後には打ち上げ場所に人が密集しないようパトロールを行いながら実施。トータル65発の花火が披露され、フィナーレで続けざまに花火が打ち上がると、眺めていた地域住民からは拍手と歓声があがった。
花火を見た地域住民たちは「地元の中学校からあがるなんて驚きだったし、間近で見ることができてテレビとは違った迫力を味わえた」「感動して思わず涙が出た」と感想を話した。
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