寺に寄せられる相談に耳を傾けるだけでなく、専門家と連携することで実務的に対応しようという試みがなごみ庵=平川町=で始まった。「さきゆきケア」と題した勉強会で、初回の11月3日には行政書士・ファイナンシャルプランナー・葬祭カウンセラーとして活躍する勝桂子さんが「遺言とエンディングノート」をテーマに講話した。
勉強会では、社会・家族構造の変化で、現代の終活が老後の金銭面や相続手続きの不安ばかりになっている経緯と、家制度が変わってしまったからこそ争いが起きないよう遺言やエンディングノートで意思表示する大切さが説かれた。勝さんが実際に手掛けたケースも数例紹介された。
勝さんは「核家族が増えた現代は身近な人に助けてもらう必要がある。お寺を親戚代わりに頼ってみては」と話した。
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