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地価上昇率 入江、羽沢南で2・5% 商業地では鶴屋町堅調

経済

公開:2021年4月1日

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開発が進む羽沢南
開発が進む羽沢南

 国土交通省はこのほど、1月1日時点の県内公示地価を発表した。神奈川区の住宅地は前年比0・7%、商業地は1・5%上昇し、それぞれの用途でトップだった西区に次いで2番目に高い上昇率となった。

羽沢横浜国大駅周辺開発に期待

 住宅地では、入江1(1平方メートルあたり33万円)と羽沢南3(同20万5千円)がともに2・5%上昇。羽沢南は、相鉄線とJR東日本の直通運転により羽沢横浜国大駅が開業した影響で、昨年の上昇率は県内1位の8・7%だった。

 他に1%以上上昇したのは、三ツ沢上町4(1・8%)、沢渡55・三ツ沢下町33・(1・1%)、旭ケ丘18(1・0%)の3地点。マイナスは菅田町字利倉1551(△1・2%)、三枚町字宮原154(△0・5%)。

市内の住宅地9年ぶり下落

 市内住宅地の平均はマイナス0・2%となり、2012年以来9年ぶりに下落した。

 交通などの生活利便性が高い市東部や中心部ではこれまで高い上昇率を示してきたが、新型コロナウイルスの影響による先行きの不透明感から上昇率は縮小。前年との比較が可能な継続地点492地点のうち、上昇163(前年290)、横ばい131(同150)、下落198(同45)だった。

 商業地では鶴屋町2(同267万円)が4・7%で、西区みなとみらい3(同220万円)の4・8%に次いで県内2位の上昇率。横浜駅西口周辺の再開発などの好材料が地価を押し上げた格好だ。金港町6(同123万円)も3・4%と高い上昇率を見せた。

 一方、横浜中華街周辺では新型コロナウイルスによる観光客の減少や会食自粛などが大きく響き、元町・中華街駅付近の地点は県内ワーストの下落率(△10・3%)となった。

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