試行錯誤して割り箸を積み上げる児童
子どもたちに芸術の楽しさを知ってもらおうと、区民文化センター・かなっくホール＝東神奈川＝がこのほど、子安小学校２年生６クラス・１９４人に出張授業を実施した。
「カラフルスティックワークショップ」と題し、児童は色のついた割り箸を使って高い塔を作るアート表現に挑戦。白百合女子大学の椎橋元貴准教授による指導のもと、単独で高い塔を作ることから始めて徐々に複数人で協力しながら制限時間内に棒を積み上げた。２年３組ではクラス全員で作品を完成させことができたという。
体を使った造形遊びの授業を終え、２年６組の児童らは「いろいろな重ね方がある中で、協力して高くできた」「みんなと楽しめて良かった」と振り返った。椎橋准教授は「１人と複数のときのそれぞれで、思いがけないものが出来上がる。他の教科と違った答えの無い創造の面白さに、少しでも気づき感じてもらえたら」と話した。
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