神奈川工業高校定時制建設科4年生の学生がこのほど、二谷小学校に手作りのアルコールスタンドを寄贈した。
生徒が主体的に学習する課題研究のテーマを決める際、新型コロナウイルスの感染予防に貢献できることを話し合い、ボトルに触れずに消毒可能な足踏み式のアルコールスタンド作りに挑戦。作品を地域で利用してもらおうと、まずは同校に隣接する二谷小学校に贈ることにした。
児童の使用を想定し、アルコール噴出口が目線より低くなるよう低学年と高学年用に高さ90cmと60cmの2種類を製作。使用するボトルのサイズに合わせて台の高さも調整でき、材料にはぬくもりのある素材として木材を選んだ。
寄贈式に出席した学生は「自分で製作したものが人に感謝され、利用されることに喜びを感じた。ものづくりへの意欲と、より良いものを作りたいという気持ちが高まった」と話していた。今後は小学校からのアンケート結果などを参考にしながら改良を重ねていく予定だ。
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