春の叙勲・褒章の受章者が内閣府から発表され、神奈川消防団の消防団員吉井正弘さんが「藍綬褒章」を受章し、5月26日に藤沢直樹消防署長が吉井さんの自宅に赴き、章記伝達を行った。
消防関係者が選ばれる藍綬褒章は、多年消防業務に従事し、その功労が顕著であり、他の模範と認められる人が対象。現役の消防団員のうち過去に消防庁長官表彰を受賞しており、直近20年間における平均出動率が90%以上である人などいくつかの選考基準を設け、決められている。
第三分団で
吉井さんは40年間にわたって消防団活動に携わり、地域防災力の向上に寄与してきた。鶴屋町や反町、松本町、三ツ沢地域を担当する第三分団の分団長を務めていたこともあり、来年3月には消防団員として定年を迎える。
受章を受けて吉井さんは「今までの活動を認めて頂いたようで大変嬉しい。大変なことも多くありましたが、良い仲間にも恵まれて、とても充実した団員生活でした。残り短い期間ですが、褒章に恥じないよう、最後まで精一杯活動していきます」と喜びを口にした。
今回、神奈川区内で叙勲・褒章の受賞は10人が対象となった。
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