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『首や腰の痛み』知って得する脊髄脊椎のお話 その7「背部痛」について
皆さんこんにちは。今回は「背部痛」についてお話します。2021年現在、日本国内の癌患者数は約100万9800人と予測されており(がん統計予測より)、我が国において生涯に癌にかかる確率はほぼ2人に1人となっています。
癌は日常よく見られる比較的ありふれた病気とも言えます。10%から20%が骨転移を起こし、特に脊椎は転移の好発部位となっています。この脊椎転移の特徴として、【1】40歳以上の背部痛【2】安静時、何もしていないのに痛みを感じる【3】痛み止めを服用しても効き目がない【4】1か月以上続く改善しない痛み【5】背中から胸部への帯状の痛み、これら【1】〜【5】に当てはまるケースではがんの既往がはっきりしていなくても脊椎転移を疑い、またこれを鑑別する必要があります。
診断にはレントゲンが行われますが、かなり進行していなければ、脊椎の非対称性、骨融解像など特徴的なサインは明確になりません。実際にはCT、拡散強調画像条件併用のMRI、血液検査が必要です。早期発見早期治療が重要です。
次回の「知って得する脊髄脊椎のお話」については10月28日に掲載する予定です。
■取材・協力
八王子脊椎外科クリニック/東京都八王子市万町173の1
【電話】042・655・5566
【アクセス】JR八王子駅南口からタクシー3分、『京王バス』万町1丁目下車、『神奈中バス』万町2丁目下車
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