神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

区内でもクマ多数出没 猟友会が注意促す

社会

公開:2023年12月7日

  • X
  • LINE
  • hatena

 全国でクマの出没情報が頻発する中、区内でも11月に3頭のクマがイノシシ用のわなに掛かった。目撃情報はそれ以上にあり、現場で対応する県猟友会津久井支部の小坂義和支部長は「クマがイノシシの領域にまで来ている。十分に気を付けてほしい」と注意を促す。

 クマは、11月7日寸沢嵐、11日千木良、25日澤井で見つかった。どれもシカやイノシシを捕獲するためのわなにツキノワグマが掛かっていた。現場で対応した同支部の小坂支部長は「イノシシの領域にクマが出没しているということは、人家からとても近い距離で出ているということ」と危機感を口にする。

 区政策課鳥獣対策班に寄せられた今年度のクマの通報件数は44件で前年度は32件だった。実際はイノシシの痕跡だったものなどを含むが、すでに昨年1年の件数を上回っている。幸いにも今のところ大きな人的被害はない。

「本来の半分ほど」

 今年の夏は、全国で猛暑日が過去最多を更新するなど、暑さで作物が育たないなどの影響が出た。「山の中も実ができず食べるものがない。さらにナラ枯れによりドングリができない。山の餌がなくてクマが出てきているのでは」と分析する。実際にわなに掛かったクマを見た小坂支部長は「痩せ細っていて、本来の体重の半分ほどになっていた」と話す。なお、シカやイノシシの捕獲については「例年同様」という。

 11日の千木良での捕獲後、同会では緊急でクマがわなに掛かった際のマニュアルを作り、会員に周知した。小坂支部長は、「クマは足跡が付きにくく、わなに掛からなければここまで来ているのが分からなかったと思う。人家のすぐそばにも出てきている状況で、『まさか』というところに出ている。こんなに近くで出ることはこれまでに無かった」と驚きを隠せない。

「鈴やラジオを」

 クマ対策として、小坂支部長は音の出るものを身に着けてほしいと強調する。「これから初詣や初日の出などで山に入る人もいると思う。近くの山でも鈴やラジオを持って行くなど、音の出るものを持って対応してほしい。音がすればクマは逃げる傾向にある」と大前提として遭遇しないような準備が必要と言う。

 しかし、もし遭遇した場合は「走って逃げてはいけない。動物の習性でこちらが逃げると動物は追いかけてくることが多い。視線を逸らさずに後ずさりして対応を」と話す。

 なお、クマを目撃した際などの問い合わせは、区政策課鳥獣対策班(【電話】042・775・8852)、または津久井警察署(【電話】042・780・0110)へ。

さがみはら緑区版のトップニュース最新6

地域住民の憩いの場に

若葉台団地YYわかば

地域住民の憩いの場に

開設1年半 「盛り上げたい」 

4月18日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月18日

開業延期 地元の声は

リニア中央新幹線

開業延期 地元の声は

市内の工事日程は変更なし

4月11日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

政令市で「標準化」遅れ

自治体基幹業務システム

政令市で「標準化」遅れ

相模原市「間に合わずか」

4月4日

イノベ創出、連携に期待

JR東海

イノベ創出、連携に期待

橋本駅南口に拠点開所

4月4日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook