鳥屋学園の7年生(中学1年)が企画した避難所訓練が2月22日、同校の体育館で開催された。
総合的な学習の時間で、1年を通して防災について学んでいる7年生。学習を深める中で、「鳥屋地域は人口が少なく、地形的にも山があり、土砂崩れなどの心配もある。災害が起きたらみんなで協力しないといけない地域で、学んだことを地域の皆さんと共有したい」と、地域住民に声を掛け実施した。
当日は、生徒のほかに保護者を含め約30人が参加。訓練ではテント、間仕切り、段ボールベッドを地域住民と組み立て、アルファ米の調理、試食も行った。生徒は「普通のご飯と同じで、温かくて美味しかった」と感想を話していた。
つながり感じた
訓練を終え、小俣心乃さんは「地域と一緒に訓練をして、協力することの大切さとつながりを感じることができた。大変なこともあったけど開催して良かった」と話すと、阿部色葉さんは「訓練をやる前は不安もあったが、地域の人たちと話しながら協力することができた。実際に避難所を開設することになったら、地域の人とみんなで過ごすことになる。その経験が事前にできてよかった」と振り返った。
また、生徒は「今回の訓練は停電を想定していなかった」ということで、停電が起きた場合の対策も考えなくてはいけないと、新たな課題も口にしていた。
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