NBA所属チームのチアリーダーオーディションに挑戦している 高橋 南保子さん 相模原市在住 25歳
夢に向かい、真っすぐ前へ
○…NBAゴールデンステート・ウォリアーズのパフォーマンスを初めて見た時、衝撃が走った。「本当に格好良くて一瞬で心が動いた」と熱弁する。メンバーの中には共に汗を流した先輩の姿も。「世界で注目される舞台に私も立ちたい。ダンサーとして、人として成長したい」。憧れは次第に自らの目標となった。「自分のダンスでたくさんの人を元気に」、その強い思いを胸に、更なる高みを目指す。
○…町田市出身。小中高と玉川学園に通う。チアダンスと出会ったのは中3の時、文化祭の部活紹介だった。「キラキラ輝いていて、ずっと頭から離れなかった」。高等部へ入学すると即、チアダンス部へ入部。その魅力に夢中になった。経験は乏しかったが日々練習を重ね、3年生ではキャプテンを任されるほどに成長。「もっと磨きをかけたい」と、大学は国内一とも称されるソングリーディング部のある日本女子体育大学へ進学した。全国から精鋭が集まる中、1年目からAクラスに選抜され、世界大会優勝も経験。卒業後は体育の非常勤講師を務めながら、Bリーグ所属チーム専属チアリーダーとして2シーズン活躍した。
○…祖母も母もダンス経験者。「踊り好きなのは親譲りかも」と笑う。趣味は「踊るか食べること」と即答。仲間と一緒に美味しいものを食べると疲れも吹き飛ぶそう。中でも「やっぱり肉、ですね」と頬を赤らめた。
○…学生の頃からメンバーに言い続けていた言葉が「明日、死ねますか」。いつ何があっても後悔しないよう、今すべきことに全力を傾ける。ダンサーとして夢を叶えた後は「学んだことを持ち帰り、お世話になった人たちに恩返ししたい。夢に挑戦する素晴らしさも伝えていけたら」。凛とした表情で語った。
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