自然の地形を生かした起伏に富んだ勾配やカーブなどを施した未舗装のコースでスピードを競うモータースポーツの一つ、モトクロス。その日本最高峰・全日本モトクロス選手権シリーズに参戦中の緑区出身のライダー・小方誠選手が6月3日、4日にSUGOインターナショナルモトクロスコース(宮城県)で開催された第4戦で総合優勝を手にし、表彰台の頂でトレードマークのビッグスマイルを見せた。
年間9戦それぞれの獲得ポイント数で争われるシリーズチャンピオンランキングでも暫定首位に立った。
初日に予選を戦い、2日目に行われる2回の決勝レースで総合順位を決める同選手権。第3戦で2015年シーズン以来の両レース制覇での総合優勝を飾っていた小方選手は、今回の第4戦でも好調をキープ。1回目の決勝レースでは、序盤、小方選手を含む4台でトップグループを形成し接戦を繰り広げて中盤に首位に躍り出ると、そのまま逃げ切って優勝。続く2回目のレースでは混戦となるも、最後は後続を離して再び優勝。第3戦に続き、2戦連続で両レースを制覇しての完全総合優勝を自身のキャリア史上初めて達成した。
小方選手は「(苦手意識のある)SUGOで、しかも混戦の中で焦らずに我慢して後半に抜き、引き離す形で勝てたのは自信になった。次は好きなコースなので、自分の走りで落ち着いて臨めば自ずと結果はついてくるはず」と話し、次戦での活躍を誓った。
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