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山登土地開発（株）の 【1】注文住宅 「高断熱高気密」の家は本当に”あったかい”のか？
「反対に夏はずっと涼しいと聞くので、今から楽しみです」と話す竹林さん（右）と妻のみゆきさん
断熱気密・換気・耐震を兼ね揃えた家づくりにこだわる城山の『山登土地開発（株）』（宮嵜秀幸社長／【電話】０４２・７８２・２３３７）。今回は、実際に同社に施工を依頼した人に話を聞いてみた。
「床が冷たくなくて底冷えしないんです。はだしでも気にならないくらい」と思わずうなるのは、久保沢にある『ヘアーサロン バンブー』（【電話】０４２・７８２・２９６１）代表の竹林利雄さん。
50年続く理容店の２代目である竹林さんは築30年経った店舗兼住居の雨漏り、隙間風に頭を抱えていた。そこで、旧知の仲である宮嵜秀幸社長に相談。全面改築を決めた。
施工にあたり、竹林さんが期待したのは冷暖房効率と防音の改善。だが一方で「家の構造でそれほど差が出るものなのかな」という思いもあった。
そして昨秋、念願の新店舗兼住居が竣工。いざ入居すると、その快適さは竹林さんの想像をはるかに超えたものだった。
「屋内の暖かさが以前とは段違い。今も暖房の設定温度は19度ですよ」。取材時は１月の夜、外気温は６度。にもかかわらず、室内はポカポカで心地良い。来店する客にも「暖かい」と好評だそう。また、建物全体を換気する構造で空気が循環するためすべての部屋が暖かく、「冷暖房が苦手な母親にもうれしいです」と竹林さん。さらに、「外の車の音がほとんど聞こえないんです」。確かに、すぐ隣が幹線道路なのに、走行音はまったく気にならない。
期待した空調効率、防音に満足げな竹林さんだが、もう一つ好印象だったのが大工さんの“見えない仕事”。「挨拶が気持ち良く、作業も細部まで大変丁寧でした」と話す。
「今回『相手を想って造る』注文住宅の魅力を実感しました。宮嵜社長には『良い家をありがとう』と伝えたい」と竹林さん。「ちょっとほめ過ぎちゃったかな」と笑う姿に、記者の心も温められた。
宮嵜社長に聞く今回の施工のポイント
「（株）ＬＩＸＩＬのスーパーウォールパネルと高断熱サッシ、計画換気システムによるＳＷ（スーパーウォール）工法を用いて総合的に設計しました。自信を持って造っていますので性能の良さは譲れません。その上で求めるのが“オシャレさ”。今回は、色や素材の選び方など竹林さんのセンスに脱帽しました。当社としても、自慢の作品です」
新装した『バンブー』
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