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20万羽の折り鶴で壁画 けやき体育館で展示中

文化

公開:2020年10月1日

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645組(個人含む)のボランティアが折り鶴製作に協力した。来年9月まで展示予定。
645組(個人含む)のボランティアが折り鶴製作に協力した。来年9月まで展示予定。

 コロナ禍の取り組みとして市立けやき体育館(中央区)で行われていた折り鶴壁画アートがこのほど完成し、お披露目されている。

 障がいがある人たちの健康増進などを目的として、(社福)相模原市社会福祉事業団が指定管理者になっている同館。コロナで外出自粛となり、利用者らの手指の運動や張り合いになればと職員が「折り紙」を使った参加型アートを思い付いた。今年5月中旬から折り鶴を募集し、2万羽をめざして寄付を呼び掛けていたが、予想を大きく超えた約20万羽が集結。それをボランティア宅に台紙と一緒に送り、家庭や作業所で折り鶴を台紙に接着する作業を行ってもらうことで密を回避。出来上がったパーツを再び同館に集め、職員らで虹や蝶に見えるよう壁に貼り付けた。高さ約3メートル、幅約3・5メートルの大作だ。

 9月から展示が始まると、製作に携わった人などが来館するようになったという。折り鶴を作成・寄付し、この日完成品を見に来た小泉秀子さん(中央区)は、「またやりたいと思うほど楽しかった。皆台紙への貼り方が独特でおもしろい」と話した。同事業団でこのプロジェクトを発案した担当者は「皆様のおかげでこんなにステキなアートができた。本当に感謝です」と話した。
 

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