ＪＡ神奈川つくい 相模湖支店(与瀬本町)で６日、50万円を下ろそうとしていた70代女性の不審な挙動に気付いた行員が声をかけ、特殊詐欺の抑止に成功した。
この日女性は、甥と名乗る男性から「仕事で失敗してしまい金が必要だ」という着信を受け、急いで同支店のＡＴＭを来店した。ＪＡ神奈川つくいでは、特殊詐欺を未然に防ぐため、一定金額以上はＡＴＭから降ろせないようになっており、窓口で下ろそうとしたところ同行員が対応。焦っている様子や挙動に違和感を覚えた同行員が声掛けをし、甥に電話確認することを勧めた。その場で本物の甥に電話がつながったことで女性は詐欺に気付き、被害は未然に防がれた。
同行員には10月16日に津久井署から感謝状が贈られている。同支店の担当者は「(使用用途など)お客様が言いづらいことを打ち明けてくれたおかげで詐欺防止に繋がったのではないか」と話している。
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