小惑星探査機はやぶさの帰還を記念して制定された6月13日の「はやぶさの日」にちなんだ「はやぶさ給食」が11日、市立小・中学校と義務教育学校、計103校で提供された。
未来へはばたく子どもたちに、「あきらめない心」や「努力する心」の大切さを伝えるきっかけの一つとして、市が2013年から毎年実施している。昨年は新型コロナの影響で6月には給食が実施されず、はやぶさ2カプセルが地球へ帰還した12月に合わせて、「はやぶさ2 おかえり給食」が提供された。
淵野辺東小学校では、この日に先立ち、校内へ説明書きを掲示するなどして、はやぶさのことを学んできた。当日は、いち早く配膳を済ませた6年3組の児童が、星型のコロッケが乗ったカレーライスや、スペース・アート・クリエイターの池下章裕氏がデザインした「はやぶさ2」がパッケージに描かれたはやぶさゼリーなどをうれしそうにほおばった。
同組の男児は「1年に1回しかないので楽しみにしていた。カレーとコロッケの組み合わせがいい。6年間ずっと食べてきて、思いを込めて作ってくれた給食だと知っている。一生の思い出になる」と話した。市学校保健課は「はやぶさへ思いを馳せながら、たくさん食べて元気に育ってもらいたい」と話していた。
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