神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

市議会 改革案36項目協議へ 押印廃止、手話通訳導入など

政治

公開:2022年5月19日

  • X
  • LINE
  • hatena
大槻委員長(中央)と西家副委員長(右)に最終報告書を渡す阿部座長
大槻委員長(中央)と西家副委員長(右)に最終報告書を渡す阿部座長

 相模原市議会議会改革検討会(阿部善博座長)はこのほど、最終報告書提出式を市議会応接室で行った。検討会は昨年7月に議会運営委員会に設置され、9回に渡る協議の末、議会改革に関する検討事項60項目について一定の方向性を示すために行われ、60項目のうち36項目で改革協議を進めていくことが決まった。

 提出式には阿部座長と議会運営委員会の大槻和弘委員長、西家克己副委員長が出席。阿部座長は最終報告書を提出し、「委員会での確認と対応をお願いします」と大槻委員長に託した。

社会情勢に合わせ

 検討会は各会派から提出された60項目を議論した。議会運営委員会で対応する方向でまとまった項目が36項目、取り下げになったのが16項目、まとまらなかったのが8項目となった。36項目の中には代表質問質問者欠席時の代理質問の実施、請願・陳情提出時の押印・署名の廃止、議員連絡用のFAX廃止など既に改革済みのものもある。

 予算立てされ実現間近なのが文字化表示や傍聴者への手話通訳。AIを活用した議場発言の文字化表示やインターネット中継の変更なども協議対象となった。新型コロナの状況で開催時期を判断する議場コンサートも行いたいとしている。

 大槻委員長は「議会改革は社会情勢や技術の進歩などを的確にとらえながらより開かれ機能する議会とするために必要と考えている」と話し、検討会の尽力に感謝した。

さがみはら緑区版のローカルニュース最新6

23回目の陶器市

藤野地区

23回目の陶器市

5月18日・19日 10会場で

5月7日

今ある手段、「上手に使って」

相模原市

今ある手段、「上手に使って」

移動支援ブックを発行

5月6日

美化啓発に一役

美化啓発に一役

ラッピング収集車、出動中

5月4日

救援金を受け付け

台湾東部沖地震

救援金を受け付け

5月3日

3日間限定アートの森

3日間限定アートの森

相模大野

5月2日

「唯一無二の歌を」

伊勢正三さん・イルカさんインタビュー

「唯一無二の歌を」

6月7日、グリーンホールでライブ

5月2日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月7日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook