地域に恩返しのチャンス
▽現在経営する会社を5年前に法人化。1年目から順調なスタートを切ったが、「地域にある会社としてより地域とつながりたい」と青年部に入部した。入部を後押ししたのは仲間の声。「地元出身ということもあり、仲間に紹介されたのも大きかった」と話す。
▽部長には今年4月に就任。役員から声をかけられた。「不安しかなかったが、断る理由にならなかった」ときっぱり。「育ててくれた先輩方や地域に恩返しができるチャンスを逃したくなかった」とも話す。3年前の台風で兄弟が被害にあってしまい、その時に青年部のつながりの強さを体感した。「救助活動のために仲間が無償で協力してくれた」。受けた恩を返したいという強い思いが、決断を揺るがぬものにした。
▽コロナ禍で活動は制限されるが、青年部が主催して中野中学校で開催してきた「津久井やまびこ祭り」を4年ぶりに開催したいと準備を進める。「新型コロナの感染状況がまだ読めないが」と前置きした上で、「中学生の職業体験をはじめ、地域とのつながりを持てる貴重な場なので、今年こそはぜひとも開催したい」と力を込める。
▽「日本人の協力的な姿勢は素晴らしい」と感じるが、一方で「緊急時だけではなく、日頃からだともっと良い。そのためにもつながりを大切にしていきたい」と話す。少子高齢化で若者も少なくなる中で、「青年部の活動を通して、絆を深めていく事業を展開していきたい」
※このコーナーは、津久井、城山、相模湖、藤野の今年度の商工会青年部の部長を4回に分けて紹介していきます。
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