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多摩 人物風土記

公開日:2024.02.29

3月24日に開かれる「せいせきさくらがおかメリーゴーランド」を共同主催する
松崎 雄大(まつざき ゆうすけ)さん
関戸在住 42歳

「せいせき」に新たな文化を

 ○...「自分たちの好きなことを詰め込んだイベントとして、制限なくやりたいことをやりたい」と昨年から多摩川河川敷でマルシェを始めた。試行錯誤で行った昨年は約3000人が来場、午前中で飲食が完売してしまった反省から、今回はたくさんの仲間に声をかけ各地の人気店が集まる。「出店した先で出会ったお店や友だちのお店が出店します。ぜひ楽しんでほしい」

 ○...「ノリくん」と親しみをこめて呼ぶ、同じ聖蹟桜ヶ丘に店舗を構える人気店「ハグジードーナツ」のオーナーと共に「聖蹟の文化になるイベントをしたい」と熱い想いのままにマルシェを開催した。自身が主催者をサポートしていた聖蹟桜ヶ丘のマラソンイベントが二人の出会い。「ノリくん」がカーゴバイクでマラソンに乱入し、主催者を怒らせるという最悪の形だった。今では事件として語り草になっているという。

 ○...日野市の出身。聖蹟桜ヶ丘など多摩地域が遊び場だった。中学生の頃からファッションに興味を持ち、高校卒業後に服飾の専門学校に入学。アパレル会社に就職しPR業などをしていたが、心機一転「コーヒー屋」に転身。自家焙煎珈琲豆とドリンクを販売する「タックビーンズ」を開いた。「今でも大変なことはありますが、楽しみながら自由にやっています」と笑う。

 ○...過去に体調を崩した際、社会復帰に協力してくれたのが友人だった。それから友人をより大切するようになった。「海外でも会いに行ってつながっていたい。仲間には恩がある」と力を込める。「新たな文化として根付くように10年は続けたい。仲間と作る楽しい時間を届けて、初めて来た人にも聖蹟が楽しい場所だと思ってもらえる一日にしたいですね」

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